4月27日の「トム・マイソンに追いつけ、追い越せ!」で新星ジョー・ドイルをご紹介しましたが、何故か最近気になる役者は英国人なのです。
先ず、「グッドワイフ」でウィルが打たれた時に、看取ってくれた心優しいフィン・ポルマー検事を演じているマシュー・グードです。最近、ベネディクト・カンバーバッチと「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」で共演したり、どんどん名を揚げつつあるグードですが、2013年Starz局のオリジナル・ミニシリーズ「Dancing on the Edge」での好演が最も印象的でした。
「Dancing on the Edge」のパメラ役ジョアンナ・ヴァンダーハム(左)とスタンリー・ミッチェル役マシュー・グード。1930年代のイギリスで、黒人のジャズバンドに肩入れする音楽雑誌記者スタンリーを好演。 Courtesy of Starz
今シーズンの「グッドワイフ」は、アリシアがイリノイ州最高法務官に立候補し、選挙運動から結果までを描きました。法曹界はバックグラウンドとなり、弁護士としては自信をつけたアリシアが、政界の信じられない駆け引きに戸惑う様子が描かれました。政界が嫌いな私としては、「グッドワイフ」のわくわく度の極めて低いシーズンでしたが、救いはアリシアとフィンの絡みでした。
飄々としたスタンリーがそのまま「グッドワイフ」にフィンとして登場したようなグード。お目にかかるチャンスにはまだ恵まれていないが、是非会いたい役者のリストに追加済み! WENN.com
この記事も完成間近の本日、グードが出演しているCFを初めて目にしました。早速、読者の皆さんにご紹介します。コマーシャル起用=好感度が高い証拠だと勝手に解釈して喜んでいます。
【動画】マシュー・グードがPRする米シーゲイト・テクノロジー社のCM映像
二人目は、「The Royals」(3月11日、『スキャンダル満載!英国王室を描く「The Royals」』を参照してください)で、エレノア王女のガードマン、ジャスパーを演じるトム・オースティンです。2012年「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」で、ルクレツィアが一目惚れする美青年ラファエロを演じていましたが、本作でも息を呑むほど美しい謎の青年を演じます。目の保養になることこの上無し!です。
「The Royals」でジャスパーを演じるトム・オースティン。本番前、ヘア、メイクのチェックを受けているところ。 (c) Jim Marks Photography
「The Royals」シーズン1後半には影を潜めてしまいましたが、シーズン2では、ジャスパーの出番をもっともっと増やして欲しいものです。主役のリアム王子をオースティンが演じた方が良いと思うのは私だけでしょうか?
トム・オースティンのこの青い瞳には吸い込まれそうになる。今後の活躍が大いに期待される。 WENN.com
最後に、決して新星ではありませんが、同作のサイモン国王を演じるヴィンセント・レーガンも、とても魅力的です。この作品の中で、唯一の誠実で、穏やかなキャラを演じているからということもありますが、4月にNBC Summer Press Dayでお目にかかったレーガンは、サイモン国王そのものでした。
「The Royals」では、破廉恥な妻ヘレナ女王や娘、息子、弟家族に囲まれ、王位を放棄すると宣言するサイモン国王(レーガン)だが.... (c) James Demmock/E!
レーガンは、ミニシリーズ「A.D. The Bible Continues」の番宣に駆けつけ、イエス・キリストの処刑に踏み切ったローマ帝国の第5代ユダヤ属州総督ピラトを演じた体験談を語りました。今月16日に50歳になったばかりですが、ロマンス・グレーの穏やかな英国紳士です。
NBC Summer Press Dayのガーデン・パーティーで歓談するジェシー・スペンサー(「Chicago Fire」・中央の黒い背広姿)とレーガン(ブルーのシャツ、黒縁メガネ)。 (c) Meg Mimura
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